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HOME > 講座一覧 > 感覚・運動機能医学講座 > 視覚病態学(眼科学)

視覚病態学(眼科学)
- Ophthalmology

基本情報

学域名 感覚・運動機能医学講座 視覚病態学(眼科学)
(英語表記)Ophthalmology
代表者 顔写真
教授

白木 邦彦
- Kunihiko Shiraki
場所 学舎 8階
連絡先 TEL:06-6645-3867
MAIL:shidaiganka@med.osaka-cu.ac.jp
ホームページ http://www.med.osaka-cu.ac.jp/ophthal/ link
概要  大阪市立大学医学部眼科は、昭和20年(1945年)に付属病院となった旧大阪市立南市民病院において眼科が設立され、楠 或承先生が初代教授として就任された。昭和23年(1948年)に大阪市立医科大学に昇格し、池田一三先生が第二代教授として就任され、昭和30年(1955年)に大阪市立大学医学部眼科となった。昭和49年(1974年)に松山道郎先生が第三代教授として就任され、平成2年(1990年)に三木徳彦先生が第四代教授に就任された。平成14年(2002年)に白木邦彦先生が第五代教授として就任し、現在に至っている。
 第2代教授池田一三先生による中心性網膜炎の先端的な研究を引き継ぎ、以来、眼外傷、網膜剥離、黄斑疾患などの眼底疾患の研究を中心に、眼科領域全般の臨床および研究を行っています。

 最近では、超高齢者社会により高齢者の増加により、白内障、緑内障、加齢黄斑変性などの疾患による社会的な失明の危険性は増加していますが、早期に発見し、適切に加療を行うことにより,良好な視機能を維持できるようになっています。
 走査型レーザー検眼鏡、光干渉断層計、眼底自発蛍光などの診断器機を用いた眼底疾患の診断と病態解析、最新の治療薬やレーザー装置による黄斑疾患の治療、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患の手術加療にとりくんでいます。また、患者さんがよい視覚を維持し、有意義な社会生活を一生続けていただくことが、究極の目的になります。そのために地域の特性に併せた柔軟な病診連携を行う取り組みを行っています。

教育方針

学部教育

  • 眼科学の基本的な知識を持つことを前提に、屈折、眼球運動、両眼視機能などQuality of Vision(視覚の質)にかかわる視機能の役割と評価方法、眼表面から眼内にかけての光路に関わる各種眼病変、視細胞から脳の視覚野へ至る視路に関する疾患について、診断と治療を実践的に学んでいただきます。
  • また日常生活での情報を得る上での視機能の重要性を理解し、患者さんの様々な訴えから疾患を見抜き、診断を確定していくプロセスを重視した診断スキルを身につけていただくよう指導していきます。

臨床教育(研修医の育成)

  • 当講座および関連施設には、眼科専門医、指導医が豊富に在籍しており、眼科専門医をめざす研修医、専攻医の皆様の症例報告や学会発表を指導・支援しております。
  • また手術教育にも力を入れており、専攻医の皆様が比較的早い時期から手術を行えるように工夫しております。附属病院の他、関連施設との連携体制を整えることで、多くの症例経験を積むことができるようになっています。

研究指導

  • 研究を心ざす方は、大学院に進学して医学博士号を目指していただくことが可能です。教室、関連病院の先生方にも協力いただいて、皆様の研究を支援し、学会発表や論文執筆を指導いたします。さらに海外への留学を希望される場合は、連携施設を紹介させていただくことが可能です。

研究について

概要

  • 臨床と密接した研究に取り組んでおります。また臨床研究と関連した基礎研究は国内、海外の連携施設と行うことが可能です。
  • 目は外から詳細に組織を観察できる臓器です。光を利用した診断器機や、レーザー治療装置の臨床応用は眼科から始まる場合も少なくありません。これらの診断装置や治療装置の臨床応用への研究を通して、眼底疾患の病態の解明、新しい診断法や治療法の開発にとりくんでいます。また、最新の薬剤や、最新の手術器機による手術治療は最近ではめざましいのもがあります。抗VEGF薬による加齢黄斑変性など黄斑病変に対する治療や、網膜剥離手術に関する臨床研究を行っています。また臨床研究と関連した基礎研究は、国内、海外の連携施設と協力して行うことができます。

教室を代表する業績

業績名

  • Frequency of choroidal abnormalities in neurofibromatosis type 1. Lancet 2000 16;356(9234):988-92
  • Indocyanine green angiographic features of choroidal rupture and choroidal vascular injury after contusion ocular injury. Am J Ophthalmol 129(1):39-46, 2000.
  • Surgical procedure for correcting globe dislocation in highly myopic strabismus. Am J Ophthalmol 149(2):341-346, 2010.
  • Two-year results of reduced-fluence photodynamic therapy combined with intravitreal ranibizumab for typical age-related macular degeneration and polypoidal choroidal vasculopathy. Jap J Ophthalmol 57(3):283-93, 2013.
  • Subretinal fluid drainage via original retinal breaks for rhegmatogenous retinal detachment. Can J Ophthalmol. 49(3):256-60, 2014
  • Protective effect of a laser-induced sub-lethal temperature rise on RPE cells from oxidative stress. Exp Eye Res. 124:37-47, 2014

主な研究内容

現在の主な研究テーマ

  • 滲出性加齢黄斑変性に対する診断、治療に関する研究
概要 加齢黄斑変性は50才以上の中途失明原因の一つであり、超高齢化に伴い患者さんの数が増加しています。幸い抗VEGF薬やレーザー治療を適切に行えば、視力の改善、維持が可能となってきました。しかし、改善した視力を長期的に維持するためには、継続的な治療が必要であり、また患者さんの特徴に合わせた治療レジメの確立が必要です。また新しい薬剤の開発や、i-PS細胞の研究でも注目される分野です。我々は、5年以上の長期間の視力を維持するという視点から、診断、治療に関する研究をおこなっています。
  • 眼底画像検査の各種眼底疾患への臨床応用に関する研究
概要 目は外界から中をのぞくことのできる臓器で、全身の血管の状態を生体眼で観察できる窓となります。最近の画像診断装置の発達はめざましく、網膜や視神経の構造や、網膜血管、脈絡膜血管を非侵襲的に画像化することが可能です。
また光の特性を利用することにより、眼底の組織の層別な診断や、目の組織が発する蛍光を捉え、画像による機能検査が可能です。また従来からある造影検査を合わせますと、眼底疾患の病態を詳細に捉えることができます。このような画像診断器機を用いて、黄斑疾患、糖尿病網膜症、網膜血管閉塞症、緑内障などの眼科的治療の直接対象となる疾患や、神経線維腫症など全身疾患とも関連した病変への眼底画像診断の応用について研究をおこなっています。
  • 眼底疾患対するレーザー治療に関する研究
概要 眼底のレーザー治療は、従来は熱凝固による網膜組織の破壊を利用して、糖尿病網膜症や加齢黄斑変性の異常血管の活動性を低下や、網膜組織の瘢痕癒着による、網膜剥離の原因となる網膜裂孔周囲の網膜組織の補強に用いられてきました。最近のレーザー装置の発展は、網膜組織の破壊を最小限に、網膜代謝で重要な役割を持つ網膜色素上皮細胞を刺激することも可能となっております。当施設では、選択的網膜治療の可能な装置を含む、最新のレーザー装置を用いた、黄斑疾患(中心性漿液性脈絡膜網膜症、網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫など)に関する研究を行っています。
  • 視機能を重視した眼科手術手技の開発
概要 白内障手術および網膜硝子体手術において、術後の視機能をより良く回復させるための手術手技の開発を目指してきました。網膜剥離手術における眼内レンズの2次挿入を嚢内に納める手技の開発によって術後裸眼視力の向上や、裂孔原性網膜剥離に対して意図的裂孔を用いない硝子体手術方法の開発により術後のより広い視野の温存に寄与しています。また手術器械の開発による手術成績の向上に関してより客観的な視標を用いた評価など、眼科手術学の発展への寄与を目指しています。

臨床への取り組み

 医学はサイエンスであり、その発展には基礎的な研究は必須です。一方、臨床医である以上の実際診療する患者さんの視点から取り組みが大事と考えます。幸い眼科学では、様々な研究が臨床と密接に関連しており、診断、薬物治療、手術治療、視覚障害者への補助器具開発など、実際の臨床応用につながるように取り組んでおります。

( → 病院の診療科紹介にリンク http://www.hosp.med.osaka-cu.ac.jp/departments/25-ganka.shtml link

スタッフ

教授 白木 邦彦
准教授 河野 剛也
講師 安宅 伸介、山本 学
病院講師 矢寺 めぐみ

参考写真

講座一覧

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