「大阪中学生サマー・セミナー」を開催しました
7月26日(水)大阪中学生サマー・セミナーを開催いたしました。
「がん細胞の研究と治療法の開発」と題した、癌分子病態制御学の八代正和准教授による講義が行われました。
がん細胞の増殖や転移のメカニズムを解明する研究を行うことによって、治療薬の開発につなげること、また、現在の治療の問題点を明らかにし、より効果的な治療法を見つけ、癌での苦しみをできるだけ減少させることなどを学びました。参加いただいた中学生35名は、研究室で実際に正常細胞と癌細胞を顕微鏡で見るという貴重な体験をしました。
続いて、細菌学の金子幸弘教授による「バイキンズワールド」と題した細菌学についてのセミナーが行われました。
「バイキンってなんだ?」「種類は?(ウイルス、細菌、真菌、寄生虫)」「細菌は肉眼で見えるか?」「体の中の細菌の数は?」などのテーマに沿って進められました。頭や肺、そしてお腹の病気を起こすバイキンの名前を覚え、タブレットを使用したゲームで早速知識を発揮しました。中にはクイズに全問正解した中学生もいました。
参加された中学生の皆さん、お越しくださいました保護者の方々ありがとうございました!